外壁塗装は20年で劣化?塗り替え時期の見極め方と費用相場を解説

築20年以上経つと、家の外壁も老朽化し、塗り替えを検討する時期がくるでしょう。
しかし、いつ塗り替えればいいのか、どのくらいの費用がかかるのか、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は外壁塗装の塗り替え時期を解説します。
 

□外壁塗装の塗り替え時期の見極め方

 
外壁塗装の耐用年数は、塗料の種類や環境によって異なります。
一般的には、10〜20年が目安とされています。
新築直後は30年以上もつ外壁材もありますが、一度でも塗装した場合、塗料の耐用年数は10年程度と考えておきましょう。
 

1: 劣化症状をチェックする

 
外壁塗装の塗り替え時期を見極めるには、外壁の劣化症状をチェックすることが重要です。
主な劣化症状には、以下のものがあります。
 
・チョーキング:外壁を触ると白い粉がつく。
・色褪せ:外壁の色が薄くなったり、変色したりする。
・ひび割れ:外壁に細かいひび割れが入る。
・カビやコケ:外壁にカビやコケが発生する。
・剥がれ:塗膜が剥がれ落ちる。
・錆:金属部分に錆が発生する。

これらの劣化症状が見られる場合は、塗り替えを検討する時期です。
 

2: 塗料の種類別の耐用年数

 
塗料の種類によっても耐用年数は異なります。
代表的な塗料の種類と耐用年数を以下にまとめました。
 
・ウレタン塗料:8〜10年
・シリコン塗料:10〜15年
・ラジカル塗料:14〜16年
・フッ素塗料:15〜20年
・無機塗料:5〜25年
 
前回の塗装でどの種類の塗料を使用していたのかを確認し、耐用年数を参考に塗り替え時期を判断しましょう。
 

□外壁塗装の費用相場と業者選びのポイント

 
外壁塗装の費用は、家の大きさや塗料の種類、工事内容によって大きく異なります。
一般的には、1平方メートルあたり2,000円〜5,000円程度が相場です。
 

1: 費用相場を把握する

 
外壁塗装の費用相場は、以下の要素によって変動します。
 
・家の大きさ
面積が大きくなると費用も高くなります。
 
・塗料の種類
高性能な塗料ほど費用が高くなります。
 
・工事内容
足場やシーリング工事などの追加工事が必要な場合、費用が高くなります。
 

2: 契約前に確認すべきこと

 
業者と契約する前に、以下の点をしっかりと確認しましょう。
まずは工事内容です。
どのような工事をどのように行うのか、詳細を確認しましょう。
次は使用塗料です。
どのような塗料を使用するのか、性能や特徴を確認しましょう。
 
保証内容も大切です。
塗料や工事の保証期間、保証範囲を確認しましょう。
最後は支払い方法です。
支払い方法や支払い時期を確認しましょう。
 

□まとめ

 
外壁塗装の塗り替えは、家の資産価値を守る上で重要なメンテナンスです。
塗り替え時期の見極めや費用相場、業者選びをしっかり行い、安心して工事を任せられる業者を選びましょう。
この記事が、外壁塗装の塗り替えを検討されている方の参考になれば幸いです。
2024年10月23日