スレート屋根の寿命を延ばす!適切なメンテナンスで長持ちさせる方法

スレート屋根は耐久性に優れ、多くの住宅で採用されていますが、いつまでも使えるわけではありません。
適切なメンテナンスを行わなければ、寿命が縮んでしまい、雨漏りなどの深刻な問題が発生する可能性も。

この記事では、スレート屋根の寿命を延ばすための適切なメンテナンス方法について解説していきます。
将来的な葺き替え費用を抑えたい、住まいの資産価値を維持したいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

□スレート屋根の寿命ってどのくらい?

 

スレート屋根の寿命は、適切なメンテナンスを行うことで20~30年程度とされています。

しかし、放置すると寿命が縮み、雨漏りなどの深刻な問題が発生する可能性もあります。
スレート屋根はセメントを主成分としているため、経年劣化により表面の塗膜が剥がれ、吸水しやすくなってしまいます。
吸水したスレート屋根は、ひび割れや反り、コケの発生など、様々な劣化症状が現れ、最終的には雨漏りへとつながることも。

こうした事態を防ぐためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。

 

 

□スレート屋根の寿命を延ばすためのメンテナンス方法

 

スレート屋根の寿命を延ばすには、定期的なメンテナンスが重要です。
具体的には、以下のメンテナンスを行うことをおすすめします。

 

1:コケやカビの除去

コケやカビは、スレート屋根の表面に付着し、見た目の悪化だけでなく、屋根材の劣化を加速させてしまいます。
特に、コケは根を張り、スレート屋根にひび割れを引き起こす可能性も。
コケやカビの除去には、高圧洗浄やバイオ洗浄が有効です。
ただし、高圧洗浄は専門知識と技術が必要なため、DIYで行うのは危険です。
必ず専門会社に依頼しましょう。

 

2:くぎの抜けや瓦ずれの補修

経年劣化によって、スレート瓦を固定しているくぎが抜けてしまうことがあります。
くぎが抜けると、瓦がずれてしまい、防水シートが露出して雨漏りの原因となることも。
くぎの抜けや瓦ずれは、早急に補修する必要があります。
自分で補修しようとすると、かえって状態が悪化してしまう可能性があるため、専門会社に依頼することをおすすめします。

 

3:ひび割れや欠けの補修

スレート屋根にひび割れや欠けが発生すると、そこから雨水が浸入し、屋根材の劣化を早めてしまいます。
ひび割れや欠けは、放置せずに速やかに補修しましょう。
補修には、充填剤であるコーキングを使用したり、欠けた部分を新しい瓦に交換したりする方法があります。
適切な補修方法については、専門会社に相談しましょう。

 

4:屋根塗装

スレート屋根の塗装は、防水効果を高め、紫外線や雨風から屋根材を守る役割を果たします。
定期的に塗装を行うことで、スレート屋根の寿命を延ばすことができます。
スレート屋根の塗装は、専門知識と技術が必要なため、DIYで行うのは危険です。
必ず専門家に依頼してください。

お困りの際は、ぜひ当社までご相談くださいね。

 

 

□まとめ

 

スレート屋根の寿命を延ばすには、定期的な点検と適切なメンテナンスが不可欠です。
コケやカビの除去、くぎの抜けや瓦ずれの補修、ひび割れや欠けの補修、屋根塗装など、それぞれのメンテナンス項目を適切に行うことで、スレート屋根は長持ちし、住まいの資産価値も維持できます。
専門会社に依頼する際は、実績や評判などをよく調べて、信頼できる会社を選びましょう。
定期的な点検とメンテナンスを心がけることで、安心安全な住まいを長く保つことができます。

2024年08月18日