外壁の一部補修費用相場|工事方法や業者選びのポイントも解説

築年数の経った家の外壁の劣化が気になる、部分補修の費用や方法について知りたいと思っている家主さん、多いのではないでしょうか。
部分補修は、全体を塗り替えるよりも費用を抑えられ、かつ、家の美観を保つことができる有効な手段です。
しかし、いざ部分補修を検討しようとすると、費用や工事方法、業者選びなど、わからないことだらけで不安に感じる方もいるかもしれません。
そこで今回は、外壁部分補修にかかる費用相場から、業者選びのポイント、DIYでできる部分補修まで、わかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、外壁部分補修について理解を深め、安心して工事に取り組めるようになるはずです。
 

□外壁の一部補修の費用相場

 
外壁部分補修の費用は、劣化の症状や補修範囲、使用する材料などによって大きく異なります。
ここでは、一般的な外壁の劣化症状別に、費用相場を見ていきましょう。
 

1: ひび割れ

 
ひび割れの補修費用は、ひびの幅や長さ、深さによって異なります。
・ 幅1mm以下の細かいひび割れ:1㎡あたり1,000円~2,000円
・ 幅5mm以上のひび割れ:1㎡あたり2,000円~5,000円
 

2: コーキング劣化

 
コーキングは、外壁の継ぎ目や窓枠と外壁の隙間を埋めるために使用されるシーリング材です。
経年劣化により、コーキングがひび割れたり、剥がれたりすることがあります。
・ コーキング打ち増し:1mあたり500円~1,000円
・ コーキング打ち替え:1mあたり1,000円~2,000円
 

3: カビ・コケ

 
カビやコケは、湿気が多い場所に発生しやすく、見た目の悪化だけでなく、外壁の腐食の原因にもなります。
・ カビ・コケ除去:1㎡あたり1,000円~2,000円
 

4: チョーキング

 
チョーキングとは、外壁の塗料が劣化し、白い粉がつく現象です。
・ チョーキング対策塗装:1㎡あたり3,000円~5,000円
 

5: 浮き・膨らみ

 
外壁が浮いたり、膨らんだりしている場合は、内部の腐食や雨漏りの可能性があります。
・ 浮き・膨らみの補修:1㎡あたり5,000円~10,000円
 

6: 鉄部のサビ

 
外壁の金属部分にサビが発生している場合は、サビを落とす処理が必要です。
・ サビ落とし処理:1㎡あたり2,000円~4,000円
上記の費用相場はあくまでも目安であり、実際の費用は、補修範囲や使用する材料、足場が必要かどうかなどによって異なります。

□外壁部分補修を業者に依頼する際のポイント

 
外壁部分補修を業者に依頼する際は、以下の点に注意しましょう。
 

1: 自宅の補修計画を立てる

 
まずは、どの部分を補修するのか、どのような方法で補修するのか、予算はどのくらいなのかなどを明確にしましょう。
補修範囲が広い場合は、全体を塗り替える方が費用を抑えられる場合もあります。
 
 

2: 評判の良い業者を選ぶ

 
業者選びでは、実績や評判なども重要な要素です。
インターネットや口コミサイトなどで情報を集め、当社のような信頼できる業者を選びましょう。
 

3: 契約前にしっかりと確認する

 
契約前に、工事内容、費用、支払い方法、保証内容などをしっかりと確認し、納得した上で契約を結びましょう。
 

4: 費用を抑える方法

 
・ 火災保険を活用する:火災保険の中には、外壁の補修費用が補償される場合があります。
・ ロープアクセスを採用する:足場を組む必要がなく、費用を抑えることができます。
・ DIYに挑戦する:一部の補修作業は、DIYでできる場合もあります。
 

□まとめ

 
外壁部分補修は、費用や工事方法など、様々な要素を考慮する必要があります。
この記事で紹介した情報を参考に、計画的に進め、安心して工事を依頼できるよう、準備を進めましょう。
2024年11月23日